ビジネスマナーは大事?
こんにちは。ひねくれ亡者です。
今回は、ビジネスマナーのお話。
社会人になる時には、ある程度のビジネスマナーが必要となります。
しかし、過剰なマナーやこれ本当に今もやっているの?と思うこともたくさんあります。
2016年5月9日付のR25の記事に、新人世代に「時代遅れ」に思えるビジネスマナーをランキング形式で紹介しているので、少し見ていきたいと思います。
r25.jp
新人世代における「時代遅れ」のビジネスーマナー top10!
1位 始業5分前にはデスクについている
「本来は始業開始時間から始めるべき」という意見もありますが、個人的な見解からすると、5分くらい余裕に見てもいいんじゃない?と少し思います。
ただし、これが「1時間前に来い」という話になると変わります。出張や打ち合わせの場所に1時間前に来ている人は少なからずいます。
なんでこんな早くに来るのと理由を聞くと「電車がないから早く出ないといけない」という話を聞いたことがあります。
しかし、他の打ち合わせをやっている時にのこのこと入ってくることについていくら早く着いたからといって他の会議等の仕事を邪魔して良いのかという疑問が隠せません。
楽屋等の待合室が別途にあれば少し変わりますが、それ以外の場合でも早く来ることが全て良いと考えているということは、他の人のことを考えていないのかな?と思ってしまいます。
少し早く着いたなと思ったら、喫茶店に入ったり、立ち読みしたり、前もってお手洗いを済ませる、身だしなみを整える等(田舎へ行っちゃうとそのような場所が無いも現実なのですが、、、)の何かしらの時間つぶしの方法も身につけるのもひとつの技術だと考えています。
2位 電話のベルは2回コール以内までに出る
「電話にばかり気を使っていられないから」という意見もありますが、個人的にはなんで2コール以内と決めるのか?と思う部分も思います。
電話をかけるときにコールが早ければ早いほど良いという考え方を持っている人も多いですが、余りにも早いと(0コール以内に出られたこともあります)間違い電話なのではないか?と不安に覚えることもよくあります。
また、電話をかける時も出るときも心の準備が少しあれば話しやすいのではと考えます。
長すぎるコールもイライラしますが、短すぎるコールも不安を覚えます。
ちょうど中間が良いのではないのかな?
ラジオの電話のように5コール以内に出れればお互いに不快に思うことはないと思います。
3位 訪問先で出されたお茶は、相手が飲むまで口を付けない
「出されたものを飲まない方が失礼だと思う」という意見もありますが、ただ気を遣い過ぎなのではと考える人も納得できます。
目上の人が飲んでいないのに目下の人が飲むのは失礼だ!という人もいます。
これは、日本ならではの文化なのかな?と感じる部分があります。
本当は、そこまで気を遣わず寛容になればいいのにという部分もありますが、そうもいかないのが現実みたいですね。
仕事の出来る出来ない関係なく、目上の人は偉い・尊敬すべきという認識が今も強いので、若い世代とのギャップが生まれるようです。
4位 客を見送るときはエレベーターが閉まるまでお辞儀をする
不動産屋によくありがちなシーンですね。「わざとらしいととらえられる」という意見もありますが、これはサービスの一環なのではないのかなと感じます。
これをされて気持ちよくなるという人がいるのかどうかは分かりませんが、気持ちよくなるという人はどれだけ優越感に浸りたい人なのかある意味ポジティブかつおめでたい発想なので逆に羨ましいくらいです。
5位 勤怠などの連絡は必ず電話で行う(メールやLINEではしない)
「メールのほうが複数人に連絡ができる」という意見もありますが、これは少しどうかな?という考えもあります。
皆が皆仲良しであり、携帯を常時持ち、常時連絡できる体制であれば良いと思います。
しかし、メール等はいつ見るか分からないのが一つ、本当に了解しているのか分からないデメリットな部分があるので、電話の方が確実にデメリットの部分が除けることは大きいと思います。
めんどくさいですが、勤怠に関しては有耶無耶にしてしまうと、後々厄介な方向に帰ってきますので確実な方法を歩むことが被害が少ないと感じます。
6位 報告・連絡・相談をこまめに行う
うーん。。。これは迷う!「必要ないことまで報告する意味があるかわからい」のよりもしつこいという上司や、問題があっても「時間がない」「そんなのあるはずがない」と上司に放置され後々上司ではなく報告した人に責任が来る場面もあるので難しいところです。
したがって、報告する前にどうしてこうなったのか、今どのような状況なのか?を調べてから報告するのが一番だと感じます。何が何でも報告するのもうるさいだけなのですが、「○○の現象が出ているので調べた結果、××部分から○○の現象が出ているのですが、どうすればよろしいでしょうか?」と聞くのがお互いやりやすいのかな?と考えます。
ただし、「そんなの当たり前だ!なぜそんなことで報告する?」と言われると、報告しなくればいけないことも隠してしまうのは普通の考え方だと思います。
これは、職場の風土、上司の風土が関係していると感じます。
上記の2点が変わらない限り、ずっと変わらないと思います。
7位 社内でも正しい敬語を使う
「きちんと出来ている人のほうが少ないのに、それを人に求めるのは違うと感じる」という意見より、全てわかる人はいるの?とういことです。
接客業や外部の人と打ち合わせ等を常時タメ語で話す場面を見たことがあります。
折角、来ていただき相手は敬語で話しているのに、頼む方であるからと言って横柄な態度をして良いという考えは失礼という領域を越えて何を考えているのだろうと呆れます。
相手もこの会社の社員はどういうレベルの人たちがいるのかをしっかり見ている人もいるので、次に頼むときには別の会社にしようかなと行って顧客が離れるのは大打撃ですよ。
ただし、社内では外部の人と話すような敬語で話せというところまで行かなくて良いと思いますが、名前は最低限でも「さん」付けで言っても良いのかなと思います。
相手の思っていることが視覚で見えないため、探り探り話さなければならないので難しいですね。本来の仕事より敬語の方が大事という人もいるので、本来の仕事が入らず、疲れだけが溜まっていくこともあります。
8位 部屋に入るときのノックは3回(4回)
これは、ノックの回数で使う場面が変わるようです。ノックの回数に関する正式なマナーがあるようなので紹介します。
ノック2回・・・トイレ用。
ノック3回・・・家族・友人・恋人など、親しい相手。
ノック4回以上・・・初めて訪れた場所や礼儀が必要な相手。
のようです。
一体、誰が決めたのかわかりませんが、ノックを多く叩けば叩くほど良いのでしょうか?
どっかの名人みたいに魂のノック16連打をすれば良いのでしょうか?
うーん。。。少し極端すぎますが、そういうことですよね?
このマナーに関する根拠がないことと、行き過ぎなマナーなのではないかと考えている人もいるようなので、何が本当なのか全くわからないです。
人によって違うと言われると、その人のことをある程度リサーチをかけないと分からないですよ。心の中までリサーチは難しいですよ。
9位 BCCで複数の人にメールする場合は「BCCにて失礼します」と断る
BCCとは?
複数の人にメールを送るときに使用。その際に、メールを送りたい相手に書いた内容も他の人にも送り見られるようにする機能。
BCCで送る場合は、基本関係のある複数の人に送ります。
仕事関係のものを「BCCで失礼します」という断りを入れるくらいなら予め関係先のみに宛先を絞るべきであると感じます。
関係先が誰なのかわからない時もありますが、関係先の上司に送ることは報告にもつながるので仕事上での支障にはならないと感じます。
ただし、本当にくだらない内容をBCCで送ることは嫌がらせになりかねないので、送るときはちゃんと誰に送るか考えてから送りましょう。
10位 社外の人にメールする場合は「メールで失礼します」と断る
一番確実な方法は、外部にメールをしたあとに電話を入れることです。
「メールが広く使われている世の中だし、メールくらいで怒る人の方がおかしい」という意見より、メールが確実に送られて相手に届いているか、送った内容をちゃんと見ているのかを考えると、メールで「失礼します」と断りを入れるよりも電話で「先程、○○の旨のメールを送りましたので、よろしくお願いします。」と一言言うだけで、確実に届いているかの確認と、見てくれる確率も上がります。
少し面倒であり、しつこいかと思われるかもしれませんが、連絡のミスは後々大きなトラブルに発展しかねないので、一度やってみるのも良いかと思います。
1位から10位まで一つずつコメントを入れてみました。
納得いかない部分もあると思います。
これが全て正しいとは思いませんが、今のマナーは大分過剰な部分が多いと感じます。
これが、日本の文化であると言われると、言いたいことも言えない見えない圧力がお互い掛け合うことが全体がプラスの方向に行くとは思えません。
言うところは、はっきり言うということも大事なのですが、はっきり言うと陰湿な嫌がらせが発生するんですよね。
ムラ社会の日本だからこそ、みんなと違う意見は認めないという風潮が強く、そういう教育をずっと続けている現在でプラスの方向に向かうことは有り得ないと考えています。
いつまで、続ける気なのでしょうかね?
今日の写真はお休みです。
すみません。。。