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諦めないで!電車内での忘れ物

こんにちは。ひねくれ亡者です。


今回は、電車の中で忘れ物をしてしまった場合の流れを紹介します。

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目次

  1. あっ!降りたらあったはずのものが無い!多分、電車の中だ...
  2. 忘れ物が見つからなくて困る...
  3. 電車内の忘れ物が警察署にあった!
  4. 忘れ物の中でも厳しい品物と場面))




1. あっ!降りたらあったはずの物がない!多分電車の中だ...

電車から降りた瞬間、こんな場面に遭遇したことが1度や2度あるかもしれません。

もし、電車から降りてすぐに忘れ物に気づいた場合どうすれば良いか?

(1)近くの駅員さんに尋ねましょう。

ホームにいる近くの駅員さんに訪ねても良いですが、ホームの安全確認という仕事があるので、窓口の駅員さんのところに行くのがベストです。(ホームにいる駅員さんも窓口に行ってくださいと案内されるはずです)

(2)忘れた物、乗った電車の時間、乗った車両(号車)、車両のどの辺に居たか伝える。

ここでのポイントは、なるべく詳しく、ピンポイントに伝えることです。これは、後々役に立つ場合があります。乗った車両に関しては、〇号車、進行方向左側の網棚等とわかる範囲で良いので伝えてください。また、落としたもに特徴があれば必ず伝えましょう。特に、財布を落とした場合には、中身の現金の金額、誰もが持ち歩いているポイントカード1つや2つ伝えると見つかる確率が上がります。

(3)別の駅で捜索してもらえるかも?

落とした直後(2)の内容を駅員さんに伝えると別の駅で忘れ物を探してくれる場合があります。しかし、混雑状況、停車時間、直通運転をしている場合は別の会社へ電車が行ってしまった場合によって探すことができないこともあるので注意が必要です。

この場合、その場で待つか、一旦その場を離れるか選択することになります。

その場で待つ場合、少し時間をおいてから他駅から連絡が来ます。

その時に見つかれば、見つかった駅に向かいましょう。(最寄駅までもってくることも可能な場所もありますが、おすすめはしません。時間がかかるのと本当にやってくれるかは、その場の判断になるからです。)

それでも見つからなかった場合や一旦その場から離れる場合の対応は、次の項で紹介する方法です。



2.忘れ物が見つからなくて困る...

見つからなくてどうしても困ってしまって不安になるのは仕方ないかと思います。しかし、どうしても大事なものであれば諦めないで欲しい!

では、忘れ物が見つからなくて困る場合どうすれば良いか?

(1)時間を空けて根気よく聞く

電車内で忘れ物が見つかった場合、見つけた人が駅に届けた時、駅員がパソコンで入力します。その時に、拾った物、形、場所、特徴を全て入力し登録したあと、全ての駅や忘れ物センターでデータベースとして共有されます。

勿論、落とし主が出てきて、落とし主のものと判明し手続きが終了したものは削除されます。

しかし、この登録に少し時間がかかることがあります。

例えば、終電後で駅員や乗務員が車内巡回して見つけたとき。別のお客さんが駅に届けたとき等、必ずタイムラグが発生します。

よって、直ぐに見つからなくても後日見つかることは多くあります。

したがって、少し時間を空けて忘れ物センターや近くの駅に尋ねてみましょう。

そうすると、見つかる確率が上がるかもしれません。



3.電車内の忘れ物が警察署にあった!

ここでは、電車内での忘れ物がどの様に流れるか紹介します。

①電車内で忘れる
    ↓
②拾った駅で数日間管理(大体2~3日程度)
    ↓
③ターミナル駅で数日間集約管理(大体3~4日程度)
    ↓
④ターミナル駅管轄の警察署で管理(約3ヶ月)

というのが大まかな流れです。

①の後、②または③の範囲内で見つかれば身分証明書があれば簡単な手続きで終了しますが(物によっては簡単にいかないものもあります)、④の警察署へ行ってしまった場合、少し複雑な手続きをしなければいけません。

(1)集約されているターミナル駅へ行く

もし、小さな駅で忘れ物が警察署にあると判明した場合、その場所に忘れたものがありませんので渡しようがありませんので忘れ物を集約しているターミナル駅に行くことになります。


関東のJR線で落とした場合、集約されているターミナル駅は以下の通りです。
鉄道関係遺失物のJR取りまとめ駅一覧表 警視庁

関東の私鉄で落とした場合、集約されているターミナル駅は以下の通りです。
私鉄等の拾得物取りまとめ駅一覧表 警視庁

ターミナルと言えない駅もありますが、ご愛嬌を。

そして、ターミナル駅で、忘れた日付、忘れた物、乗った電車の時間、乗った車両(号車)、車両のどの辺に居たか伝えます。

そこで、データベースを参照し、それらしいものが警察署にあることが確認できると、駅の方で管轄の警察署宛に書類を作らなければいけないので、書類ができるまで待たなければいけません(大体10~20分程度です)

(2)警察署へ行く

駅で作成された書類をもって、管轄の警察署にある会計課という場所に向かい書類を渡します。

その後、現物を確認して確実に持ち主本人ものであるとわかった場合、手続きを行い終了します。

警察署管理になった場合、全て自分の足で管轄の警察署へ行き、手続きしなければならないので時間もかかりますしとても面倒な作業になります。

4.忘れ物の中でも厳しい品物と場面

忘れ物の中でも特に見つかるのが厳しい品物、場面、手続きが難しい品物を紹介します。

(1)手続きが難しい品物。

・携帯電話
忘れ物した携帯電話と番号を照会し、合致しない限り返却されません。
その場合、駅の方からかけて照会して良いかの了解を必ず取ります。

(2)見つけるのが厳しい品物

・食料品等の生物

腐る可能性があるのですぐ廃棄となることが多いです。

・漫画、雑誌
特定するのが難しいからです。

・傘
よほど目立つものでない限り見つけるのが難しいです。
ビニール傘はすぐ廃棄となることが多いです。

(3)車庫へ入ってしまったもの

電車が車庫へ入ってしまって、車庫内で発見されるケースもあります。
すぐに近くの駅に尋ねていれば戻ってくる可能性もありますが、車庫内では忘れ物を見つけてもパソコンで登録するという機能が無い場所が多いからです。






まとめ

本当は忘れ物をしないのが1番ですが、一瞬の気の緩みやその時の疲れなどの状況によって忘れ物をしやすい環境が生まれます。

筆者も最近電車内で忘れ物をすることは減りましたが、昔は、携帯を落として警察署に行ったり、財布落としたりとかを良くやっていました。

本当に電車内で落としたらまだツイていると今でも思っていますが、もう警察署には行きたくありません。あんな面倒な手続きは懲り懲りです。

今、携帯電話を忘れると尚更面倒なことになるのは間違いなしです。

しかし、もし電車の中で忘れ物をしたときどの様な対応をすればよいのか覚えておくと、結構楽になります。

ただし、財布と携帯電話は絶対に無くさないようにしましょう。本当に今は面倒くさい。。。